乳幼児の加熱式たばこ誤飲に注意、金属片の事故も—国民生活センターが10月22日公表

2026.10.23 · PickNote

30秒まとめ

国民生活センターは2026年10月22日、乳幼児が加熱式たばこの使用済みスティックなどを誤飲する危険を注意喚起した。ニコチンによる急性中毒だけでなく、製品によっては内部の金属片を飲み込む危険もある。使い終えた製品も子どもの手が届かないように管理する必要がある。

01

1. 10月22日の注意喚起で示された事例

国民生活センターの見守り新鮮情報第234号では、生後11カ月の子どもがごみ袋から吸い殻を取り出してかじった事例が紹介された。別の生後10カ月の事例では、ソファに置いた使用済みの加熱式たばこを誤飲し、画像検査で胃内に金属片が見つかった。どちらも日常生活の中で手が届く場所にあったことが事故につながっている。

02

2. 吸い終えたスティックも安全ではない

加熱式たばこは専用機器で葉などを燃焼させずに加熱する製品だが、使用済みであってもニコチンなどの危険がなくなるわけではない。スティックやカプセルは乳幼児の口に入る大きさの製品があり、捨てた直後の吸い殻にも注意が必要だ。一部製品では加熱に用いる金属片も内蔵されているため、薬物による影響と異物そのものの危険を分けて考えたい。

03

3. 保管場所だけでなく廃棄方法が重要

使用前の製品を高い棚に保管していても、吸い終えた後のスティックを開いたごみ袋や手の届くごみ箱に入れれば事故を防ぎきれない。居間のテーブル、ソファ、充電場所、車内など、子どもが触れられる場所に置かないことが基本だ。使用前後を問わず製品を見えない・届かない場所に置き、廃棄物も取り出せないよう管理する。

04

4. 誤飲が疑われる場合はどうするか

国民生活センターは、万一誤飲した場合には何も飲ませず、直ちに医療機関を受診するよう案内している。その際には製品のパッケージなどを持参し、たばこの種類が分かるよう医師に伝えたい。吐かせようとするなど、自己判断で処置を始めるのは避ける。顔色や意識・呼吸の異常があれば緊急の医療対応が必要になる。

05

5. 家族で共有したい予防のチェック

事故防止は喫煙する本人だけでなく、家族や同居者がルールを共有することが重要だ。吸い殻の置き場所を固定せず、子どもがいる空間では使用後すぐに適切に処分する。来客の持ち物やバッグ、床に落ちたスティックも確認したい。加熱式たばこは火を使わないことから安全だと思い込まず、誤飲と中毒のリスクに注意する必要がある。

📌 チェックポイント

  • 国民生活センター公表:2026年10月22日
  • 注意対象:加熱式たばこのスティック・カプセル・吸い殻
  • 危険:ニコチンによる急性中毒、製品内金属片の誤飲
  • 誤飲時:何も飲ませず、製品情報を持って直ちに受診

出典・参考資料