9月ロイター短観、製造業DIは+21で約5年ぶり高水準—半導体・データセンター需要が支え
30秒まとめ
9月のロイター短観で大企業製造業DIは+21と8月の+18から上昇し、2021年12月以来の高水準となりました。非製造業も+29でプラス圏を維持し、半導体・データセンター関連需要の強さと原材料高などの不安要因が同時に示されています。
1. 製造業DIは+21、非製造業は+29
ロイター短観の9月製造業DIは+21で、8月の+18から3ポイント改善しました。非製造業DIも+29と8月の+28を上回っています。指数は楽観と答えた企業の比率から悲観の比率を差し引くため、プラス幅が大きいほど景況感が楽観側に傾いていることを示します。
2. 電機は+39へ上昇、AI関連投資が追い風
製造業の改善では電機のDIが+24から+39へ上がり、半導体やデータセンター関連需要が支えになりました。一方、鉄鋼・非鉄はマイナス圏にあり、製造業全体が同じ強さで改善しているわけではありません。
3. 日銀短観とは調査主体と回答企業が違う
今回の調査は8月26日から9月4日に行われ、510社中224社が回答しました。日本銀行の短観とは別の民間調査なので、金融政策や設備投資判断を見る際は、10月1日公表予定の日銀短観と比較して方向が一致するか確認する必要があります。
📌 チェックポイント
- 製造業DIは+21、8月は+18
- 非製造業DIは+29
- 調査は224社回答の民間月次調査