要点
- 投資歴30年超の投資家が、過去の失敗から「銘柄に惚れない」「損切りは必須」という教訓を得た。
- 短期投資では5〜10%の損失、配当狙いでは配当5年分相当の損失を損切りの基準としている。
01
あさひ銀行ショックが教えた「損切り」の重要性
投資歴30年超で資産約3億円を築いたサラリーマン兼業投資家が、自身の投資手法と過去の失敗談を明かしました。
2001年の「あさひ銀行ショック」当時、業績が良いと判断して買い増しを続けた結果、数百万円の含み損を抱え、その年の成績をプラスで終えられなかった経験が現在の投資哲学の原点となっています。
02
資金拘束を避け、次のチャンスを掴むための哲学
この失敗経験から、同氏は「銘柄に惚れてはいけない」という教訓を導き出しました。 含み損を抱えたまま保有し続けることは、資金を拘束し、新たな投資機会を逃すリスクを伴います。
そのため、感情を排して機械的に損切りを行い、次の投資チャンスに資金を回すことが、長期的に相場で勝ち続けるための構造的な必要条件となっています。
03
短期投資と配当狙いで使い分ける損切り基準
同氏の損切りルールは、投資目的によって明確に分かれています。 短期投資では投資金額の5〜10%の損失、あるいはトータル100万円の含み損をストレスの限界として設定しています。
一方、配当や優待狙いの銘柄については、年間の配当額の5年分に相当する損失を損切りの基準としています。 これにより、配当の有無に惑わされず、投資元本のキャピタル部分を守る判断を可能にしています。
📌 確認ポイント
損切りルールの適用状況
自身のポートフォリオにおいて、設定した損失率(5〜10%)や配当5年分という基準が、現在の保有銘柄で遵守されているかを確認する。
投資目的の再定義
保有中の銘柄が、短期売買目的か配当狙い目的かを明確にし、目的に応じた損切りルールが適用されているかを判断する。
主要出典