首都高は10月1日値上げ—普通車上限1,950円→2,130円、ETC料金の確認ポイント
首都高速道路は2026年10月1日に料金を改定します。普通車では1kmあたりの料金が現行29.52円から32.472円へ上がり、約3円の引き上げです。長距離利用では上限額も変わるため、通勤や配送、空港・湾岸方面への移動で首都高をよく使う人は事前確認が必要です。
普通車の上限は1,950円から2,130円へ180円上がります。一方、普通車の下限300円と、上限料金を適用する距離55.0kmは据え置きです。

首都高速3号渋谷線の風景。写真:PekePON / Wikimedia Commons(CC BY-SA 3.0)。料金図表は首都高公式サイトの再利用制限を考慮し、本文では数値のみ公式情報から確認しています。
10月1日からどこが変わる?
ETC車は利用した距離に応じた料金が基本なので、短い区間でも一律180円上がるわけではありません。普通車の距離単価が約3円上がるため、走行距離や入口・出口によって改定後の金額は異なります。
「いつも1,950円だった長距離区間」は、普通車なら2,130円になる可能性が高いので、10月利用分から予算を分けて考えましょう。
普通車の下限300円は据え置きですが、上限と距離単価は変わります。
現金・クレジットカード利用は注意
ETC以外で現金またはクレジットカードを使う場合、首都高の案内では一部区間を除いてETC車の上限料金が基本料金になります。短距離だけ走るつもりでも、ETC利用時と同じ距離料金になるとは限りません。
料金を正確に知りたいときは、首都高公式の「料金改定後の料金・ルート検索」で入口・出口を指定して確認するのが確実です。
物流・事業用車両には特別措置もある
道路運送事業で使う中型車以上については、価格転嫁に向けた環境整備の特別措置として、基本料金を2027年6月末まで改定前料金に据え置く措置が案内されています。一般の普通車料金とは扱いが異なるため、事業者は対象条件を公式資料で確認してください。
個人の普通車利用者は「特別措置があるから自分も据え置き」と誤解しないことが重要です。対象は道路運送事業の中型車以上に関する措置です。
値上げ前に確認したい3つ
①よく使う入口・出口の改定後料金 ②ETCか現金か ③会社の交通費・配送費の精算基準が10月利用分から変わるかを確認しましょう。
毎月10回、普通車の上限区間を利用するケースなら、上限額だけで単純比較すると改定前より月1,800円、年間では2万1,600円の差になります。実際の負担は利用区間と回数で変わるので、自分のルートで計算するのが大切です。
よくある質問
Q. 普通車はすべて180円値上げですか?
A. いいえ。180円は上限額の差です。ETC車は利用距離に応じて料金が決まるため、区間ごとの金額は公式ルート検索で確認してください。
Q. 300円の最低料金も上がりますか?
A. 普通車の下限料金300円は改定前のまま維持されます。
出典・確認先
首都高速道路「10月1日 首都高は料金を改定します/改定後の料金」 https://www.shutoko.jp/ss/2026ryoukin-kaitei/