年金生活者支援給付金の緑の封筒が9月発送—月5,620円基準、はがきが届いたら何をする?
9月に日本年金機構から薄い緑色の封筒が届き、中に「年金生活者支援給付金請求書」が入っていたら、捨てずに内容を確認してください。基礎年金を受給している人のうち、新たに給付金を受け取れる可能性がある人へ、毎年9月の第1営業日から順次送られる案内です。
このはがきは「すでに自動で振り込まれる通知」ではなく、原則として給付金を受け取るための請求手続きに使う書類です。

日本年金機構が案内している送付用の緑色の封筒。表面の差出人も確認しましょう。
1. 2026年度はいくら?「月5,620円」は基準額
2026年4月分から、老齢年金生活者支援給付金の給付基準額は月5,620円です。ただし、老齢年金生活者支援給付金の実際の金額は、保険料納付済期間や免除期間などによって一人ひとり異なります。
・老齢:納付済期間と免除期間を使って計算
・障害・遺族:等級などに応じて定められた額
・前年所得や世帯全員の住民税非課税など、給付の種類ごとに要件あり
はがき型請求書には、給付が始まった場合の「見込額」が表示されるため、自分の具体額はそちらを確認するのが早いです。
2. はがきのどこを書く?

はがき型請求書の見本。氏名など、指定された欄を確認して提出します。
はがき型請求書は、案内に沿って必要事項を記入し、目隠し用のシールを貼って郵送します。送付された書類に印字済みの情報がある場合も、氏名や記載内容に誤りがないか確認してください。
封筒を開く
→ はがきの氏名・見込額・注意事項を確認
→ 必要事項を記入
→ 目隠しシールを貼る
→ 案内された宛先へ郵送
日本年金機構を名乗る電話や訪問で、口座の暗証番号を聞いたりATM操作を求めたりすることはありません。不審な連絡は、書類に記載された番号をそのまま信用せず、日本年金機構の公式サイトから連絡先を確認します。
3. スマホから電子申請できる?
はがき型請求書が届いた人は、対象となる場合、スマートフォンなどから電子申請も利用できます。電子申請で請求を完了した場合は、同じ請求書を重ねて郵送する必要はありません。

日本年金機構の電子申請案内。準備、画面入力、電子署名の順で進みます。
マイナンバーカードや対応スマートフォンなど、電子申請に必要な環境を確認してから始めると途中で止まりにくくなります。スマホ操作に不安がある場合は、無理に電子申請を選ばず、郵送で手続きしてもかまいません。
4. A4の請求書が届いた人は何が違う?
日本年金機構が所得情報だけでは支給要件に該当するか確認できない人には、はがき型ではなくA4型の請求書と「所得状況届」が送られることがあります。封筒が同じように見えても、書類の種類によって提出物が異なるため、同封の案内を確認してください。
家族や知人のはがきを見て「自分も同じ書き方」と決めず、届いた書類の種類を最初に確認するのがポイントです。
5. 紛失した・期限を過ぎそうなとき
はがきを紛失した場合は、日本年金機構の案内からA4型の請求書を入手し、年金事務所等へ提出する方法があります。手元に届いた案内に期限がある場合は、放置せず早めに年金事務所へ相談してください。受給開始時期に影響する場合があるためです。
まず確認する3点
・緑色の封筒の差出人は日本年金機構か
・はがき型かA4型か
・郵送と電子申請のどちらで出すか