特殊詐欺は9月2日に7月末統計を更新、固定電話の国際電話は無料で利用休止できる—今できる対策
警察庁は2026年9月2日、「令和8年7月末の特殊詐欺の認知・検挙状況等」を公表しました。最新資料の詳細値は警察庁の更新資料で確認する必要がありますが、すでに上半期だけで認知2万2,031件、被害額1,816.2億円と大きな被害が確認されています。家庭でできる対策の一つが、使わない国際電話の着信を止めることです。
1. 被害はどの程度まで増えている?
警察庁の2026年上半期暫定値では、特殊詐欺の認知件数は2万2,031件、被害額は1,816.2億円でした。前年同期比で件数は18.3%、被害額は51.7%増え、1日当たりの被害額は10.0億円とされています。
手口別ではSNS型投資詐欺797.9億円、ニセ警察詐欺507.9億円など高額被害が目立ちます。9月2日にはさらに7月末の状況が警察庁から公表されているため、最新値を確認するときは発表日を見てください。
2. なぜ国際電話を止める対策が有効?
政府広報は、特殊詐欺に使われる電話番号のうち約7割が「+1」「+44」などで始まる国際電話番号だったと案内しています。普段、国際電話を利用しない家庭では、知らない国番号からの着信を受けない設定が有効です。
固定電話は「国際電話不取扱受付センター」への申込みで国際電話の利用休止を無料で申し込めます。家族が海外と通話する必要がある場合は、生活上の利用状況を確認してから手続きしてください。
3. スマホでは何を設定する?
スマートフォンでは、端末の着信拒否設定や通信会社・セキュリティアプリの迷惑電話対策を確認します。国際番号を一括で制限できる機能は端末やOSで異なるため、設定画面や契約中の通信会社の案内を確認してください。
番号表示が警察署や公的機関らしく見えても、相手の指示で送金・暗号資産購入・口座移動をしないことが重要です。一度電話を切り、自分で公式窓口の番号を調べてかけ直してください。
4. 家族で決めておきたい確認ルールは?
「電話でお金の話が出たらその場で決めない」「警察・役所を名乗っても一度切る」「家族の別の連絡先で本人確認する」というルールを共有しておくと、焦らされた場面で行動を固定できます。
高齢の家族だけに注意を求めるのではなく、SNS型投資詐欺など幅広い年代が狙われる手口もあります。国際電話の停止、迷惑電話設定、家族への相談先をセットで決めてください。
まとめ
警察庁は2026年9月2日に特殊詐欺の7月末統計を更新。上半期だけでも認知2万2,031件、被害1,816.2億円でした。普段国際電話を使わない固定電話は無料の利用休止を検討し、スマホは着信拒否・迷惑電話対策を設定。お金の話は一度切って公式窓口へ確認してください。