JAPAN AI 3.0開始、STUDIO AppとJAI Autoは何が変わる?料金と導入の注意点

2026.10.23 · PickNote

30秒まとめ

JAPAN AIは2026年10月22日、企業向け基盤の大型更新「JAPAN AI 3.0」を発表した。社内製AIをアプリとして配布するSTUDIO App、依頼に応じモデルを選ぶJAI Auto、無料から企業向けまでの新料金体系が柱だ。提供範囲はプランごとに異なり、全機能が無料になるわけではない。

01

1. 10月22日の更新で変わったこと

JAPAN AI株式会社は10月22日、JAPAN AI 3.0の順次提供を開始すると公表した。今回の狙いは、社員個人が対話型AIを試す段階から、企業が業務アプリとして管理し、複数部署へ届ける段階へ進むことにある。発表内容には提供済みの機能と段階的に提供する機能が含まれるため、利用可能時期は契約先に確認したい。

02

2. STUDIO Appは「作る」と「使う」を分ける

AI開発・運用基盤JAPAN AI STUDIOで作った画面、エージェント、ワークフローなどをひとつのアプリとして利用者へ配る仕組みがSTUDIO Appだ。開発環境と社員向け環境を分離し、管理者が権限や外部連携を統制する方針を示している。ただし誰でも全社向け公開ができるわけではない。アプリ開発はPremium以上、全社公開とリリース管理はMaxの対象だと公式資料は説明する。

03

3. JAI Autoはモデル選択の手間を減らす

依頼の種類に応じて複数のAI提供元のモデルを使い分けるのがJAI Autoだ。利用者がモデルを個別指定することもでき、簡易作業向けのJAI Auto Liteも用意する。性能やコスト面の比較は提供企業が示した評価結果であり、外部のあらゆる作業で同じ結果が保証されたわけではない。業務導入前には、自社の機密情報・評価指標・誤回答時の対応手順を確認する必要がある。

04

4. 新料金はFree、Team、企業向け3段階

10月22日発表の構成ではFreeは無料、Teamは1人当たり月額2,980円(税込)で30日間の試用制度がある。企業向けEntry・Premium・Maxは個別見積もりだ。Entryは既存の公式アプリや外部連携、Premiumはアプリ開発、Maxは全社公開やリリース管理へ対応範囲が広がる。無料体験終了後にTeamが自動的に有料化する条件も案内されており、契約前に解約期限を確認したい。

05

5. 導入時に確認したい現場の条件

導入担当者はアプリを作れるかだけでなく、作成者と利用者の権限分離、外部サービス接続の承認、監査ログの閲覧範囲、障害時の手動処理、月ごとの利用上限を確認したい。公式説明では共通基盤で社員・権限・接続を管理する構想だが、組織の内部規程やデータ保持要件との適合は各社で検証する必要がある。試験部署で効果を測定してから適用範囲を広げる判断が現実的だ。

📌 チェックポイント

  • 発表日:2026年10月22日/発表元:JAPAN AI株式会社
  • STUDIO App:業務アプリの配布と共通権限管理
  • JAI Auto:依頼別のAIモデル選択
  • Team:月額2,980円(税込)/企業向け3プランは個別見積もり

出典・参考資料