不動産「買い時ではない」37.7%に上昇—価格高騰47.2%、20代は生成AI利用53.4%

2026.09.23 · PickNote
東京都心の住宅やビルが広がる街並み

30秒まとめ

全国宅地建物取引業協会連合会の「2026年住宅居住白書」では、不動産を「買い時だと思わない」人が37.7%で前年より3.0ポイント増えました。一方「買い時だと思う」人も21.6%と0.8ポイント増えており、価格高騰への警戒と金利がさらに上がる前に買いたい意識が同時に表れています。住まい探しで生成AIを使った人は全体33.9%、20代では53.4%に達しました。

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「買い時」と「買い時ではない」が両方増えた

調査は20〜65歳の全国の男女5,000人を対象に、2026年7月30日〜8月5日にインターネットで実施されました。「買い時だと思う」は21.6%で前年20.8%から0.8ポイント上昇しましたが、「買い時だと思わない」も37.7%で前年から3.0ポイント上昇しています。単純に買い意欲が強まった、弱まったと一方向に読むより、判断が分かれていると見る方が実態に近い結果です。

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買う理由は金利、見送る理由は価格

買い時だと思う理由の最多は「今後、住宅ローンの金利がさらに上昇しそうなので」で64.4%でした。一方、買い時だと思わない理由では「価格が高騰しすぎているから」が47.2%で最多です。金利上昇を警戒して前倒ししたい人と、物件価格の高さから待ちたい人が同時に存在するため、同じ市場環境でも結論が逆になります。

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住宅取得を諦めた・延期した経験は32.0%

住宅取得を諦めた、または延期した経験がある人は32.0%でした。その1,600人に最大の理由を聞くと、「自身の収入や経済状況」が23.1%、「物件価格の高騰」が19.5%、「住宅ローン金利の上昇」が19.3%でした。予算を組む際は物件価格だけでなく、自己資金、返済比率、金利上昇時の返済額まで同時に確認する必要があります。

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住まい探しの生成AI利用は全体33.9%、20代53.4%

住まい探しや物件比較で生成AIを何らかの形で利用した人は33.9%でした。年代別では20代53.4%、30代42.3%、40代31.4%、50代19.6%、60歳以上14.8%で、若い層ほど利用率が高い傾向です。利用経験者では「希望エリアの地域情報の収集・比較」が33.5%で最多でした。

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AIは比較補助、契約条件は一次資料で確認

生成AIはエリア候補の比較や質問整理には使えますが、物件価格、管理費、修繕積立金、ハザード情報、重要事項説明、住宅ローンの適用金利などは個別条件で変わります。AIの回答だけで契約を決めず、物件資料、自治体のハザードマップ、金融機関の正式な金利条件、不動産会社から受け取る書類を照合することが必要です。

📌 チェックポイント

  • 買い時だと思う21.6%、買い時ではない37.7%
  • 買い時理由の最多は金利上昇懸念64.4%
  • 見送り理由の最多は価格高騰47.2%
  • 住まい探しで生成AI利用は全体33.9%、20代53.4%

出典・参考資料