モバイルバッテリー発火、消費者庁が新ポスター—「熱い・膨らむ」は使用中止、捨て方まで確認
消費者庁は2026年9月17日、モバイルバッテリーの発火事故を防ぐ新しい啓発ポスター「正しく使えてる?モバ充の発火に気をつけて!」を公表しました。モバイルバッテリーは毎日持ち歩く機器だからこそ、異常が出てからではなく、充電・保管・処分までを一つの安全管理として考える必要があります。
本体が普段より熱い、膨らんでいる、異臭・異音がするなどの異常がある場合は、そのまま充電や使用を続けず使用を中止してください。消費者庁は、発火時にはまず身の安全を確保し、可能なら大量の水で消火するよう案内しています。
結論:異常サインを見逃さず、充電・保管・廃棄まで一連の安全行動で考えるのがポイントです。
1. なぜ今あらためて注意が必要なのか
消費者庁の事故情報データバンクには、2021年4月1日から2025年9月30日までにモバイルバッテリーの発熱・発火などに関する情報が約700件登録されています。鞄の中でスマートフォンを充電中に発火した例、車内に置いたまま発火した例、充電中に膨らんだ例、寝具を焦がした例などがあります。2026年9月17日の新ポスターは、こうした身近な事故を改めて可視化する注意喚起です。
2. 充電・持ち歩きで避けたいこと
3. 「熱い・膨らむ」はどう判断する?
いつもと違う発熱、膨張、煙、異臭、シューという音などは正常使用のサインではありません。特に膨らんだ電池を押す・穴を開ける・無理に分解するのは危険です。[COLOR:RED]異常を感じた時点で充電器から安全に外せる状況かを確認し、使用を中止してください。[/COLOR]
4. 購入時と使用中に見る4項目
[EMPHASIS:BOLD]①販売元・製品情報 ②PSEマーク ③リコール情報 ④外装の変形や傷[/EMPHASIS]を確認します。リコールは購入時だけでなく使用中にも更新されることがあるため、メーカー、消費者庁リコール情報、NITEのSAFE-Liteなどを定期的に確認するのが安全です。
5. 発火した時と、捨てる時の行動
発火時はまず人を離して安全を確保します。消費者庁は、可能であれば大量の水で消火するよう案内しています。処分時は一般ごみに混ぜず、販売店の回収や自治体の分別ルールを確認してください。ごみ収集車や処理施設でもリチウムイオン電池による火災が起きています。
6. 今日できるチェック
外装が膨らんでいないか、落下させたまま使っていないか、夏の車内に置く習慣がないか、寝具の上で充電していないか、リコール対象でないかを確認します。公共交通機関を利用する場合は、各事業者の持ち込み・保管ルールも出発前に確認してください。
よくある質問
Q. 少し熱いだけなら使い続けても大丈夫ですか? → 充電中には温度が上がることがありますが、「普段より明らかに熱い」「膨らむ」「異臭・異音」など異常を感じる場合は使用を中止してください。
Q. 膨らんだバッテリーを自治体の普通ごみに出せますか? → 自治体によって回収方法が異なります。一般ごみに混ぜず、自治体や販売店の案内を確認します。
Q. PSEマークがあれば絶対に発火しませんか? → いいえ。安全基準への適合確認の一つですが、衝撃、高温、経年劣化、リコールなど別のリスクもあるため使い方と状態確認が必要です。