東京23区中古マンション、掲載1億2018万円でも反響7481万円—8月「過去最高」の見方

2026.09.09 · PickNote
東京都内の集合住宅の外観参考画像

30秒まとめ

LIFULL HOME’Sの2026年8月マーケットレポートでは、東京23区のファミリータイプ中古マンションの掲載価格が1億2,018万円で過去最高を更新しました。一方、ユーザーが問い合わせた反響物件の平均価格は7,481万円です。この差を無視すると「東京23区の中古マンションが平均1.2億円で成約している」と誤解しやすくなります。

01

1. 掲載価格は1億2018万円、前年比21.9%上昇

東京23区のファミリータイプ中古マンションの掲載価格は1億2,018万円で、前月比1.4%、前年同月比21.9%上昇し過去最高を更新しました。掲載価格はLIFULL HOME’Sに公開された物件の平均であり、実際の成約価格ではありません。

02

2. 反響価格は7481万円、掲載価格との差は約4537万円

ユーザーが不動産会社へ問い合わせた物件の平均価格は7,481万円で、前月比2.0%、前年同月比17.5%上昇しました。掲載平均との差は約4,537万円あります。高価格物件が掲載平均を押し上げていても、実際に問い合わせが集まる価格帯はそれより低いことが分かります。

03

3. シングルも掲載7292万円、反響4060万円

ワンルーム〜1LDKなどのシングルタイプでは、東京23区の掲載価格が7,292万円で過去最高、反響価格は4,060万円でした。ファミリーだけの現象ではなく、シングルでも掲載側と問い合わせ側の価格差があります。

04

4. 購入判断では成約価格・築年・駅距離まで確認する

このレポートは掲載物件と反響物件の月次集計で、個別マンションの成約価格を示すものではありません。購入者は同じ沿線・築年数・専有面積の成約事例を別途確認し、売り出し価格だけで予算を決めないことが重要です。売却側も「平均1.2億円」を自宅の査定額へそのまま当てはめない方が安全です。

📌 チェックポイント

  • ファミリー掲載1億2,018万円・過去最高
  • 反響価格7,481万円、掲載との差約4,537万円
  • 掲載価格は成約価格ではない

出典・参考資料