5年国債入札、平均利回り2.239%—表面利率2.2%との違いと9月9日発行
30秒まとめ
財務省が9月8日に実施した5年利付国債(第187回)の入札では、表面利率が年2.2%、平均価格99円83銭に対応する利回りが2.239%となりました。9月9日発行、2031年6月20日償還です。個人向け国債の「固定5年」とは別の商品・入札なので、数字を混同しないことが重要です。
1. 第187回5年国債は9月9日発行
財務省の第II非価格競争入札結果によると、第187回5年利付国債は表面利率が年2.2%、発行日は2026年9月9日、償還期限は2031年6月20日です。第II非価格競争入札の募入決定額は2,208億円でした。
2. 99円83銭と2.239%は何を示す?
発行価格は額面100円に対して99円83銭で、括弧内に2.239%が示されています。表面利率2.2%は額面に対して支払われる利息の基準で、利回りは購入価格と将来の償還を含めた収益性を反映します。額面をわずかに下回る価格のため、利回りは表面利率より少し高くなります。
3. 個人向け国債「固定5年」とは別物
今回の資料は市場で発行される利付国債の入札結果です。銀行や証券会社で個人が申し込む「個人向け国債 固定5年」の募集条件を示した資料ではありません。検索時に同じ「5年国債」という言葉が出ても、購入方法・価格形成・中途売却の扱いが異なるため商品名まで確認する必要があります。
4. 債券を見るなら価格と利回りをセットで
債券市場では金利が上がると既発債価格が下がりやすく、逆も起こります。今回の入札結果を見る際も、2.2%だけでなく99円83銭と2.239%をセットで見ると市場金利との関係を把握しやすくなります。個人投資では自分が買える商品の条件と市場入札の数字を切り分けて確認してください。
📌 チェックポイント
- 表面利率は年2.2%
- 発行価格は99円83銭、対応利回りは2.239%
- 個人向け国債の固定5年と今回の入札を混同しない