7月の実質消費支出3.6%減、30万1245円—前月比は0.5%増、家計調査の見方
30秒まとめ
総務省の2026年7月家計調査では、二人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり30万1245円でした。前年同月比は実質3.6%減、名目1.5%減でしたが、季節調整済みの前月比では実質0.5%増です。「前年比の減少」と「前月比の増加」は比較軸が異なるため、矛盾ではありません。
1. 7月の家計支出はいくらだった?
二人以上の世帯の消費支出は1世帯当たり301,245円でした。前年同月と比べると物価変動の影響を除いた実質で3.6%減、名目では1.5%減です。家計調査は全国の調査世帯から得た平均値であり、個々の家庭の必要生活費や標準予算を示す金額ではありません。
2. 前年比マイナスなのに前月比プラスなのはなぜ?
季節調整済みの実質前月比は0.5%増でした。前年比は1年前の同じ月との比較、前月比は季節要因を調整して直前の月と比べる数字です。基準が異なるため、前年比では弱くても前月からは持ち直すという組み合わせが起こります。
3. 4〜6月の数字が変わった点にも注意
総務省は消費者物価指数の2025年基準改定に伴い、2026年4〜6月の実質増減率を遡及改定しています。過去に保存した記事や表と最新値が一致しない場合は、統計局の最新時系列を優先する必要があります。
4. 家計への影響を判断するとき何を見る?
自分の家計と比べるときは、総額だけでなく住居費、食料、光熱・水道、交通・通信など費目別の動きを確認するのが実用的です。また実質値は物価を調整した指数なので、実際に口座から出た金額を確認したい場合は名目額と家計簿を合わせて見る必要があります。
📌 チェックポイント
- 二人以上世帯の消費支出は301,245円
- 実質前年比は3.6%減、季節調整済み前月比は0.5%増
- 4〜6月分はCPI基準改定に伴い遡及改定済み