要点
- 米エヌビディアの強気な業績見通しにより、日本市場ではAI関連銘柄を中心に買い戻しが期待される。
- 米国のインフレ指標が市場予想を上回ったことで、米利上げ観測が強まり、ドル高・円安および債券安の圧力がかかっている。
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エヌビディアの好決算と米インフレ指標の発表
27日の日本市場は、米エヌビディアが発表した2028年度の売上高見通しが市場予想を大幅に上回る70%増となったことを受け、AI関連株が上昇しやすい地合いとなっています。 また、米セールスフォースの好調な業績もソフトウエア株への追い風です。
一方で、26日発表の米国7月個人消費支出(PCE)価格指数では、総合指数が市場予想をわずかに上回りました。 これにより米利上げ観測が強まり、米債利回りは短期債を中心に上昇、為替市場ではドルが対円で強含んでいます。
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日本市場に作用するAI関連の買いと米利上げ懸念
日本市場は、海外のAI関連企業の業績改善による「買い」の材料と、米国のインフレ再燃懸念による「円安・債券安」の圧力が同時に作用する構造にあります。
AI関連銘柄は足元で上値が抑えられていたため、今回の好材料は買い戻しのきっかけとなりやすい一方、米国の利上げ観測は債券価格の重しとなり、原油価格の不安定な動きも相まって市場全体に警戒感が残る状況です。
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AI関連の買い戻しと米利上げ観測による上値の抑制
市場はエヌビディアの強気見通しを好感し、AI関連銘柄への資金流入が先行する展開が見込まれます。
しかし、米国のインフレ指標が利上げ観測を強めているため、債券市場や為替市場ではドル高・円安が進行しやすく、これが日本株の上値を抑える要因となる可能性があります。
短期金融市場では9月の米利上げが約85%織り込まれており、金融政策の先行きに対する市場の感応度は高まっています。
📌 確認ポイント
氷見野日銀副総裁の発言内容
日銀副総裁の講演や会見で金融政策の先行きについて示唆があった場合、現在の9月利上げ織り込み度合いに対する市場の評価が変化する可能性がある。
主要出典