ファーストリテイリング、5期連続で最高業績—売上3.96兆円、年間配当850円へ

2026.10.09 · PickNote
東京・銀座のユニクロ店舗

30秒まとめ

ファーストリテイリングの2026年8月期は、売上収益3兆9,633億円、事業利益7,184億円、親会社の所有者に帰属する当期利益5,425億円となり、5期連続で過去最高業績を更新しました。年間配当は850円を予定し、2027年8月期は売上収益4兆4,500億円、年間配当900円を予想しています。高成長の海外ユニクロと、会社予想を投資判断でどう読むかを整理します。

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1. 売上3.96兆円、事業利益7184億円で5期連続最高

2026年8月期の売上収益は3兆9,633億円で前期比16.6%増、事業利益は7,184億円で30.4%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は5,425億円で25.3%増でした。会社は5期連続で過去最高の業績を達成したとしています。売上だけでなく利益の伸びが売上の伸びを上回った点は重要で、商品・店舗運営、地域構成、販売効率などが収益性にどう寄与したかを見る材料になります。

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2. 国内ユニクロも最高、海外は売上26.2%増

国内ユニクロは売上収益1兆848億円、事業利益1,960億円で増収増益となりました。海外ユニクロは売上収益2兆4,111億円で26.2%増、事業利益4,398億円で44.1%増と、グループの成長を強くけん引しています。北米や欧州を含む各地域で成長が続き、グレーターチャイナでも増収増益でした。国内の成熟市場だけでなく、地域分散した成長が続くかが次期以降の焦点です。

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3. 年間配当850円予定、次期は900円を予想

2026年8月期の配当は上期320円と期末530円を合わせ、年間850円を予定しています。前期から350円の増配です。会社は2027年8月期について、売上収益4兆4,500億円、事業利益8,300億円、親会社の所有者に帰属する当期利益5,600億円を見込み、年間配当は中間450円、期末450円の計900円を予想しています。ただし将来の業績予想や配当予想は確定値ではなく、事業環境や正式な手続きを踏まえて変わり得ます。

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4. 投資家は成長率だけでなく為替・地域別収益性も確認

アパレル企業では為替が調達原価や海外業績の円換算額に影響します。国内ユニクロでは上期を中心に為替予約レートの円安が原価率を押し上げたと会社が説明しています。株価を考える際は、過去最高という見出しだけでなく、海外ユニクロの利益率、既存店売上、グレーターチャイナの回復、欧米の成長持続性、為替前提、次期予想に対する進捗を継続して確認することが大切です。

📌 チェックポイント

  • 売上収益3兆9,633億円、事業利益7,184億円
  • 2026年8月期の年間配当は850円を予定
  • 2027年8月期は売上4兆4,500億円、年間配当900円を予想
  • 将来予想は確定値ではなく変更される可能性がある

出典・参考資料