シドニーEppingでBTR310戸、2028年末完成予定—日本勢が豪州賃貸開発に入る理由

2026.09.25 · PickNote
オーストラリア・Epping BTRプロジェクトの建物外観イメージ

30秒まとめ

コスモスイニシアは、オーストラリア・シドニー都市圏のEppingで310戸のBTR(Build To Rent)開発に参画します。計画地はEpping駅から徒歩約2分、シドニーCBDまでメトロで約25分。2026年9月着工、2028年末ごろ完成を予定しています。人口増加と住宅供給不足を背景に、分譲ではなく長期保有・運営を前提とする賃貸住宅へ事業領域を広げる案件です。

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310戸・5棟、Epping駅徒歩約2分のBTR計画

計画は鉄筋コンクリート造5棟、地上6〜9階、計310戸です。住戸構成はStudio72戸、1ベッドルーム77戸、2ベッドルーム124戸、3ベッドルーム37戸。敷地面積は11,450㎡、延床面積は25,472㎡で、2026年9月着工、2028年末ごろ完成を予定しています。駅徒歩約2分、CBDまでメトロ約25分という交通利便性が、賃貸需要を取り込む前提条件の一つです。

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人口増加率2.5%、住宅不足が需要の背景

発表によるとEppingの人口は過去10年間で年率約2.5%増え、ニューサウスウェールズ州平均の年率1.4%を上回っています。駅周辺の再開発、生活利便施設、教育施設に加え、住宅供給が限られていることが賃貸需要の背景です。ただし「需要が強い」という説明と、実際の将来入居率・賃料・投資収益率は別の指標なので、完成後の運営実績で確認する必要があります。

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約3750㎡の緑地、1300㎡の屋内共用施設を計画

プロジェクトでは約3,750㎡の共用オープンスペース・緑地と、約1,300㎡の屋内共用施設を整備する予定です。パーティールーム、コワーキングスペース、ジム、プール、サウナ、スタジオ、屋上テラスなどを計画し、多様な居住ニーズへの対応を狙います。敷地の約30%を緑地とし、150本超の樹木を植栽する計画も示されています。

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BTRは「建てて売る」より運営品質が重要

BTRは賃貸を前提に一体開発・運営するため、分譲マンションとは収益の作り方が異なります。この案件ではNovus Holdings、関電不動産開発、JOIN、コスモスイニシア側が共同で進め、現地のBTR運営ノウハウと日本勢の住宅開発知見を組み合わせます。今後見るべき数字は、完成時期の遵守、入居率、実現賃料、運営コスト、共用施設の利用状況などです。

📌 チェックポイント

  • 計画戸数は310戸、5棟・地上6〜9階
  • Epping駅徒歩約2分、CBDまでメトロ約25分
  • 2026年9月着工、2028年末ごろ完成予定
  • 敷地約30%を緑地化し150本超を植栽予定

出典・参考資料