カナダ8月雇用4.2万人減、失業率6.4%—製造業は2.2万人増、長期失業24%

2026.09.05 · PickNote
カナダの行政サービス施設

30秒まとめ

カナダ統計局は2026年9月4日、8月の雇用者数が前月比4万2,000人減少し、就業率は0.1ポイント低下して60.8%になったと発表しました。失業率は6.4%で横ばいです。業種別では事業・建物等支援サービス、行政、天然資源、公益で減る一方、製造業は2万2,000人増えました。また長期失業者の割合は24.0%で、コロナ前の17.1%を上回っています。

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1. 雇用は4.2万人減でも失業率は6.4%で横ばい

8月の雇用者数は4万2,000人、率にして0.2%減りました。就業率は60.8%へ0.1ポイント低下しましたが、失業率は6.4%で前月から変わりませんでした。雇用者数と失業率は労働力人口の動きにも左右されるため、「雇用減=失業率上昇」とは限りません。

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2. 製造業は2.2万人増、減少は複数サービス業に広がる

事業・建物等支援サービスは2万人減、行政は8,800人減、天然資源は7,700人減、公益は5,600人減でした。一方、製造業は2万2,000人、1.2%増え、主要業種で唯一有意な増加とされています。カナダ景気を見る際は総雇用だけでなく、資源・サービス・製造の方向差を確認する必要があります。

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3. 長期失業の割合24%は労働市場の別の弱さを示す

カナダ統計局は、長期失業者の割合が24.0%となり、コロナ前の17.1%を上回っているとしています。失業率が前月比で動かなくても、仕事を見つけるまでの期間が長くなっている可能性は別に確認する必要があります。

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4. 日本企業はカナダ全体より地域・業種を見る

カナダは州によって雇用状況が異なります。8月はオンタリオで雇用が1万8,000人減る一方、ニューブランズウィックでは2,400人増えました。現地販売や採用、投資判断では全国6.4%だけでなく、拠点の州と関連業種の数字を確認する方が実態に近づきます。

出典・参考資料