「シャドーAI」をどう把握する?サイバーセキュリティクラウドがAIガバナンス診断開始
30秒まとめ
サイバーセキュリティクラウドは8月31日、企業のAI利用実態とガバナンス上の課題を専門家が調査・評価し、改善ロードマップを提示する「AIガバナンスアセスメントサービス」を開始しました。生成AIの個人アカウントやSaaS内蔵AIなど、会社が把握していない「シャドーAI」も論点です。提供開始記念として先着10社向けの簡易診断を無料で実施します。
8月31日開始、AI利用実態を調べて改善ロードマップを提示
新サービスは、企業内でどのAIがどの業務に使われているかを調査し、ルールや技術的対策とのギャップを評価するものです。結果を基に改善ロードマップを提示するとしています。AI利用を全面禁止するか現場任せにするかの二択ではなく、実際の利用状況を把握して管理することを狙っています。
見落としやすいのが個人アカウントやSaaS内蔵の「シャドーAI」
会社が正式導入した生成AIだけを台帳に載せても、従業員が個人アカウントで使うAIや、既存SaaSに後から追加されたAI機能が残ることがあります。こうした利用は、機密情報の入力、学習利用設定、保存先、アクセス権限などの確認漏れにつながります。まず「誰が何を使うか」を把握することがガバナンスの出発点になります。
企業が今すぐ棚卸しできる4つの項目
社内で確認するなら、①承認済みAIサービス、②個人アカウント利用の有無、③SaaSに追加されたAI機能、④機密・個人情報を入力してよい範囲、の4点から始めると整理しやすくなります。ログ取得、退職・異動時の権限削除、事故時の連絡先まで決めておくと、ルールを文書化するだけで終わりにくくなります。
📌 チェックポイント
- AIガバナンスアセスメントは8月31日提供開始。
- 先着10社向けクイックアセスメントを無料実施。
- 個人利用やSaaS内蔵機能を含むシャドーAIの把握が主要論点。