「東京ミッドタウン日本橋」竣工—高さ約284m、2027年内グランドオープンへ
30秒まとめ
三井不動産と野村不動産が進める「東京ミッドタウン日本橋」は2026年9月30日に竣工し、10月8日に詳細が発表されました。中心となる「日本橋野村三井タワー」は地上52階・地下5階、高さ約284m。商業、オフィス、ホテル、住宅、MICEを組み合わせた大規模複合開発で、グランドオープンは2027年内を予定しています。「竣工」と「開業」は同じではない点も確認します。
1. 日本橋リバーウォークの第一弾、9月30日に竣工
「東京ミッドタウン日本橋」は、日本橋川周辺で進む「日本橋リバーウォーク」の第一弾プロジェクトとして2026年9月30日に竣工しました。街区はA・B・C・Dの4つで構成され、歴史的建築の保存・活用、水辺の商業・住宅、超高層タワー、既存商業施設の再編を一体で進めます。竣工は建物工事の大きな節目ですが、テナントの開業や一般客の利用開始を意味する「グランドオープン」は2027年内の予定です。
2. ザ タワーは52階・高さ約284m、オフィスに大手企業が入居
C街区の「日本橋野村三井タワー(ザ タワー)」は地上52階、地下5階、高さ約284mです。地下1階から3階に商業施設、5階から8階にMICE・ビジネス支援施設、10階から20階と22階から38階にオフィスを配置します。野村ホールディングス本社、第一三共本社、バンク・オブ・アメリカの日本拠点などが順次入居予定で、日本橋の業務集積がさらに強まる計画です。
3. 商業約100区画、ホテル197室、レジデンス71戸
商業ゾーンは3エリア合計で約2万平方メートル、物販・飲食など約100区画を予定しています。39階から47階には「ウォルドーフ・アストリア東京日本橋」が入り、客室は全197室。48階から51階には同ブランドのレジデンス71戸を整備し、専有面積は約60平方メートルから約430平方メートルです。既存のCOREDO日本橋は2026年10月15日に閉館し、2027年内に新しい商業ゾーンとしてリニューアルする予定です。
4. 不動産市場への影響は賃料だけでなく人流・供給時期で見る
大型複合開発は周辺のオフィス需給、商業人流、宿泊需要、住宅のブランド価値に影響を与える可能性があります。ただし、竣工直後にすべての施設が稼働するわけではありません。周辺不動産を評価するときは、実際のテナント入居率、商業施設の開業時期、ホテル稼働、歩行者動線、日本橋川沿い整備の進捗などを時系列で確認する必要があります。発表された計画値と、開業後の実績を分けて見ることが重要です。
📌 チェックポイント
- 9月30日竣工、グランドオープンは2027年内予定
- ザ タワーは地上52階・地下5階、高さ約284m
- 商業ゾーンは約2万㎡・約100区画
- ホテル197室、ブランドレジデンス71戸を計画