病院の紹介・救急電話をAIで記録、「受入コールAI」開始—断り理由も自動タグ化

2026.09.24 · PickNote
病院内に設置された電話機

30秒まとめ

Dr.JOYは2026年9月18日、紹介電話・救急隊からの連絡・夜間救急への問い合わせを自動で記録し、AIが受入可否や断り理由をタグ付けする「受入コールAI」の提供を始めました。3つの受入窓口をデータ化し、診療科別や時間帯別の傾向をダッシュボードで確認できます。AIが医療判断を代行する仕組みではなく、通話記録を後から分析できる形にするサービスです。

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電話で消えていた「断り理由」を記録する

病院の紹介や救急受入では、電話でのやり取りが紙メモや口頭伝達だけで終わり、後から理由を分析しにくいことがあります。Dr.JOYが9月18日に始めた受入コールAIは、紹介電話、救急隊からの連絡、夜間救急への問い合わせという3つの窓口を対象に、通話をリアルタイムで文字起こしします。

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AIが受入可否と理由を自動でタグ付け

文字起こしした通話内容から、AIが受入可否と理由を判定してタグ付けします。窓口ごとに専用の050番号を発番でき、既存の代表番号から転送する運用も可能です。転送には通話料が発生します。受電端末はPCとヘッドセット、モバイルアプリ、DECT方式の専用コードレス電話から選べます。

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診療科・曜日・時間帯までダッシュボードで見る

蓄積データは、担当者別、診療科別、月次の受入率、断り理由のカテゴリ、曜日×時間帯のヒートマップなどに集計されます。Dr.JOYが日本病院学会で発表した自社分析では、紹介・救急電話の断り理由の19.7%が「理由不明」など体系化されない状態だったとしています。この19.7%は同社分析の結果であり、全国の病院全体を示す公的統計ではありません。

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213施設という数字は新サービス単独の導入数ではない

Dr.JOYは、AI電話事業全体では2026年9月1日時点で導入準備中を含む213施設の実績があるとしています。ただし、これは受入コールAI単独の導入施設数ではありません。導入を検討する病院は、録音対象の周知、個人情報・医療情報の扱い、既存電話からの転送費用、院内で誰がデータを閲覧するかなどを運用設計と合わせて確認する必要があります。

📌 チェックポイント

  • 提供開始は2026年9月18日
  • 紹介・救急隊・夜間救急の3窓口を記録
  • AIが受入可否と理由を自動タグ化
  • 213施設はAI電話事業全体の実績で、新サービス単独ではない

出典・参考資料