新築マンションの国外居住者取得、東京都2.5%・都心6区5.9%—「外国人比率」とは別の数字
30秒まとめ
国土交通省が9月15日に公表した不動産登記分析では、2025年に国外住所の者が取得した新築マンションの割合は東京都で2.5%、東京23区で2.8%、都心6区で5.9%でした。これは「所有者の住所が国外か」を集計した数字で、国籍そのものを示す統計ではありません。
1. 東京都2.5%、23区2.8%、都心6区5.9%
国交省は2018~2025年の登記情報を使い、三大都市圏と地方四市のマンション取引を分析しました。2025年の新築マンションでは、国外に住所がある者の取得割合が東京都2.5%、東京23区2.8%、都心6区5.9%でした。中心部ほど比率が高い傾向が確認されています。
2. 千代田15.4%、渋谷11.1%など区ごとの差も大きい
都心でも一様ではなく、2025年は千代田区15.4%、渋谷区11.1%、新宿区9.5%など高い地区がある一方、中央区2.3%、港区5.0%など差があります。供給されたマンションの規模や価格帯によって年ごとの割合が大きく変動するため、単年の数値だけで市場全体を一般化するのは適切ではありません。
3. 「国外住所」と「外国籍」を混同しない
この集計の中心は所有者住所欄が国外かどうかで、国外に住む日本人も含み得る一方、日本国内に住所を置く外国籍の購入者はこの区分だけでは捉えられません。国交省も氏名から外国人と類推される者について別分析を行っており、住宅市場を読む際は住所ベースと国籍推計を分けて確認する必要があります。
📌 チェックポイント
- 2025年の国外住所者による新築取得は東京都2.5%
- 東京23区2.8%、都心6区5.9%
- 国外住所ベースの集計で、国籍比率とは異なる