PISA 2025で日本はOECD3分野1位—科学538・読解503・数学525、学習目的AI利用は最下位
30秒まとめ
OECDは9月8日、PISA 2025の結果を公表しました。日本は科学538点、読解503点、数学525点で、OECD加盟国の中では3分野すべて1位でした。一方、参加国・地域全体では科学5位、読解4位、数学5位で、「世界3冠」という意味ではありません。学校での学習目的AI利用頻度はOECD加盟国中最下位でした。
1. 日本の得点と順位は?
日本の平均得点は科学538、読解503、数学525でした。OECD加盟国に限ると3分野すべて1位です。一方、91カ国・地域の参加者全体では科学5位、読解4位、数学5位でした。順位を紹介するときは「OECD加盟国」と「全参加国・地域」を分ける必要があります。
2. どんな生徒が受けた調査?
PISAは15歳を対象とする国際学習到達度調査です。2025年調査には90を超える国・地域が参加し、OECDは9月8日に初回結果を公表しました。日本では183校、約6,500人の高校1年相当の生徒が2025年6〜8月に参加したと報じられています。
3. デジタル分野はどうだった?
PISA 2025では新たに「Learning in the Digital World」が導入され、日本は参加国・地域全体で4位でした。一方、学校での学習目的のAI利用頻度はOECD加盟国中38位で最下位でした。AIを使う頻度が低いこと自体から、学力が高い・低い原因を直接結論づけることはできません。
4. 保護者や学校は何を見ればいい?
国際順位だけでなく、低得点層の割合、学習環境、デジタル利用、学校間・家庭背景による差などの詳細指標を見ることが重要です。PISAは一時点の平均を比較する調査なので、個々の学校や生徒の成績を示すものではありません。OECDの国別データや文部科学省の分析が公開されたら、2022年からの変化も合わせて確認します。
📌 チェックポイント
- 科学538・読解503・数学525
- OECD加盟国では3分野1位
- 全参加国・地域では5位・4位・5位で区別