築50年超の賃貸を再生、躯体80%再利用で建築費約30%減—三井不動産「リハイツ長者丸」

2026.09.08 · PickNote
大規模修繕工事中の集合住宅

30秒まとめ

三井不動産は9月7日、1968年築・1974年築の共同住宅「長者丸ハイツ」を「リハイツ長者丸」として再生したと発表しました。既存躯体の約80%を再利用し、同規模の建て替えと比べ建築費を約30%、CO2排出量を約60%削減したとしています。これらの数字はこの物件での試算・実績で、一般の改修工事すべてに当てはまる削減率ではありません。

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1. どんな建物を再生した?

対象は1968年築の旧館と1974年築の新館からなる共同住宅です。既存の躯体を補修・補強して再利用する「リファイニング建築」を用い、機能更新と長寿命化を進めて「リハイツ長者丸」として竣工しました。

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2. 建築費30%減・CO2 60%減の条件は?

三井不動産は既存躯体の約80%を再利用し、同規模で建て替えた場合との比較で建築費を約30%削減、CO2排出量を約60%削減したとしています。CO2は青木茂建築工房の自社調査による試算であり、立地・構造・劣化状況の異なる別物件にそのまま適用できる数値ではありません。

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3. 旧耐震建物でもそのまま使ったの?

単に内装だけを更新したわけではありません。既存躯体を補修・補強したうえで現行法規に適合させ、旧館・新館ともに新たな検査済証を取得したと発表しています。古い物件の再生では、耐震性や設備だけでなく、検査済証や法適合性の確認が重要になります。

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4. オーナーが参考にする際の注意点

再生方式を検討する場合は、躯体をどこまで再利用できるか、耐震補強の規模、確認申請や検査済証の取得可否、工期、賃料設定まで個別に試算する必要があります。「解体しない方が必ず30%安い」と決めつけず、建て替え案との同条件比較で判断するのが適切です。

📌 チェックポイント

  • 1968年築・1974年築の共同住宅を再生
  • 既存躯体の約80%を再利用
  • 建築費約30%・CO2約60%削減は本案件の比較値

出典・参考資料