AI+2種の真空グリッパで最大30kgを自動回収—「RRS」9月8日物流展で初公開
30秒まとめ
メイキコウは、多品種混載荷物をかご台車から自動で取り出す「RRS ロボテック レトリーブ システム」を開発し、9月8~11日の国際物流総合展2026で初公開します。AIとカメラで荷物の形状・位置を認識し、2種類の真空グリッパを使い分け、最大30kgの荷物まで対応するとしています。
1. 9月8~11日に東京ビッグサイトで初公開
RRSは2026年9月8日から11日まで東京ビッグサイトで開かれる国際物流総合展2026で初公開されます。会場では、かご台車に混載した段ボールやシュリンク包装の飲料ケースなどをロボットが認識し、取り出して駆動コンベヤへ搬送する一連の実機デモを予定しています。
2. AIとカメラで荷物を見分け、把持方法まで自動判断
システムはカメラとAIで、かご台車内に混ざった荷物の形状と位置を認識します。その情報を基にロボットがアプローチ方法と把持方法を判断し、自動で荷物を取り出します。荷物の位置が一定ではない混載作業を対象にしている点が、決まった場所から同じ箱を繰り返し運ぶ単純搬送との違いです。
3. シュリンク包装用と段ボール用の2グリッパ、最大30kg
真空グリッパは、シュリンク包装用とイージーオープン仕様の段ボールケース用の2種類を搭載し、荷物の特性に応じて自動で使い分けます。最大30kgの重量物に対応するとしており、破れやすい包装材への負荷を抑えながら、形状・材質・重量が異なる荷物を扱うことを狙っています。
4. 現時点は「開発・初公開」、導入効果は現場条件で確認が必要
発表はRRSの開発と展示会での初公開を知らせる段階です。すべての物流現場で同じ速度や省人効果が出ることを示す稼働実績の公表ではありません。導入を検討する企業は、自社の箱サイズや包装材、重量構成、取りこぼし時の復旧、既存コンベヤとの接続などを実機デモや個別仕様で確認する必要があります。