東京23区オフィス空室率1.34%、8月は0.07ポイント低下—都心5区1.03%と規模別の差を確認

2026.09.04 · PickNote
東京の高層ビル群。東京23区オフィス市場を示すイメージ

30秒まとめ

ザイマックス総研の2026年8月調査によると、東京23区のオフィス空室率は1.34%で前月から0.07ポイント低下しました。都心5区は1.03%、周辺18区は2.30%。大規模ビルは1.08%、中小規模ビルは1.65%で、エリアと規模によって需給差があります。今回から空室面積の算出方法が改訂された点にも注意が必要です。

01

1. 東京23区の空室率は1.34%、募集面積率は2.28%

8月の東京23区オフィス空室率は1.34%で前月比0.07ポイント低下しました。賃貸面積に対する募集面積の割合を示す募集面積率は2.28%で、前月から0.09ポイント低下しています。調査対象は延床面積300坪以上のオフィスビルです。

02

2. 都心5区1.03%、周辺18区2.30%

エリア別では都心5区が1.03%、周辺18区が2.30%でした。都心5区の中では千代田区0.65%、渋谷区0.84%、新宿区・港区1.10%、中央区1.47%と差があります。「東京の空室率」だけで入居候補地の需給を判断しない方が実務的です。

03

3. 大規模1.08%、中小規模1.65%で動きも異なる

大規模ビルの空室率は1.08%で前月比0.13ポイント低下した一方、中小規模ビルは1.65%で0.01ポイント上昇しました。企業が移転を検討する際は、全体平均より自社が探す面積帯・エリアの数字を優先した方が候補物件の出やすさを把握しやすくなります。

04

4. 今回から空室面積の算出方法を改訂

8月調査から空室面積の算出方法が改訂され、過去公表値との間に一部差異が生じると説明されています。空室面積は16万8,000坪で前月から9,000坪減りましたが、長期推移を比較する際は方法変更の影響を確認してから評価する必要があります。

📌 チェックポイント

  • 23区空室率1.34%、前月比0.07ポイント低下
  • 都心5区1.03%、周辺18区2.30%
  • 今回から空室面積の算出方法を改訂

出典・参考資料