NEC「cotomi Security for Industry」、9月末から脆弱性の優先順位付け〜仮想パッチをAI支援

2026.09.03 · PickNote
脆弱性管理とAIセキュリティをイメージするサーバーラック

30秒まとめ

NECは2026年9月2日、セキュリティ向けAI技術「cotomi Security for Industry」を発表しました。AIが見つけた未公開脆弱性を分類し、システム影響や対応優先度を判断して、WAFやIDS/IPS向けの仮想パッチ生成まで支援します。9月末から既存サービスへ順次実装予定ですが、AIが生成した対策を本番環境へ無検証で適用する仕組みと同義ではありません。

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1. 未公開脆弱性の分類から仮想パッチまでを支援

NECの「cotomi Security for Industry」は、高性能AIなどで発見された未公開脆弱性を取り込み、脆弱性の種類や深刻度の分類、システムへの影響分析、対応優先度の判断、仮想パッチ生成を支援する技術です。公開済み脆弱性だけでなく、従来の評価指標が整っていない未公開脆弱性も対象にしています。

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2. 優先度は「3日以内」「14日以内」など運用単位で提示

NECは米国CISAが2026年6月に発行したBOD26-04の考え方を取り入れ、インターネット露出や悪用事例なども見ながら「3日以内」「14日以内」「次のシステム更新時」などの優先度判断を支援すると説明しています。複数の脆弱性を組み合わせた攻撃経路も評価対象です。

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3. WAFやIDS/IPS向けの仮想パッチを生成

脆弱性から想定される攻撃手法を分析し、WAFやIDS/IPSへ適用できる仮想パッチをAIで生成します。ベンダーの正式パッチがまだない場合や、システム影響で即時適用が難しい場合のリスク低減を狙うものです。NECは社内Webサービスで一連のプロセスを検証したとしています。

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4. 9月末から順次提供、導入側はテストと変更管理を残す

NECは「CyIOC システムリスク診断(脆弱性管理)」へ実装し、9月末から順次提供を始める予定です。仮想パッチはネットワーク動作に影響する可能性があるため、導入企業は対象資産、テスト環境、ロールバック手順、ログ監視、最終承認者を自社の変更管理ルールで確認する必要があります。

📌 チェックポイント

  • 9月2日発表、9月末から順次提供予定
  • 未公開脆弱性の分類・影響分析・優先順位付けを支援
  • WAF・IDS/IPS向け仮想パッチ生成まで支援

出典・参考資料